手打ちうどんをつくりました。
世界中にいろいろな麺類があります。日本ではうどんやそば、中国では中華麺、イタリアではスパゲティ等のパスタ類、これらのルーツは中国の湯餅という食べ物だとか。
麺類は小麦粉を原料にするものが多いです。米粉やトウモロコシ粉はあまり麺に向いていません。それは、麺類は食感が大事で、その食感、つまり「コシ」を出すためには小麦グルテンの作り出す弾力性が必要なのです。
小麦粉(強力粉+薄力粉)と食塩水を良く混ぜ合わせます。
何をしてるのでしょう。うどん生地を足で踏んでいます。
せっせと足踏み。すると、生地に光沢が出てきます。
麺棒で延ばします。クッキーやパン生地にくらべて手強い。すごい弾力です。
包丁で麺線に切り出します。一定の太さにすることがゆで上げに影響します。
(この後は写真を撮るのを忘れていました。)
しっかりとゆでて(塩味なくなるまで)冷水で締めて、冷やしうどんでおいしく試食しました。
コシが強く讃岐うどん風です。ごちそうさまでした。
三重県には伊勢うどんというものがあります。コシがなくごく太の麺。
1時間以上ゆで続けると、うどんが突然に伊勢うどんに変身します。劇的に変身します。
食品コースの生徒の皆さん、市販のうどんで良いから、ぜひ挑戦してみてください。