藁苞納豆(わらずとなっとう)
秋も深まってきました。農林は文化祭の準備で忙しい日々です。校内の木々も色づいてきました。
校内の銀杏の大木。きれいに色づきました。
3年生恒例の納豆作り。まず「わらずと」を作ります。
「わらずと」を沸騰した寸胴のお湯でゆでてしまいます。わらに付いている雑菌を殺菌するのです。
納豆菌は熱に強い芽胞を作るので熱湯の中でも死にません。納豆菌だけが生き残ります。
殺菌した「わらずと」の中に蒸し大豆を入れます。
市販の納豆を種菌に使ってカップ納豆も作ってみました。
時間が余ったので自然界から分離した酵母の比較をしました。ブドウの果汁を発酵して良い香りの酵母を選びます。24種類の酵母から良いものを選びます。
その結果F君の分離した酵母が一番良い香りを発していました。
酵母が生きています。
実験室でも秋が深まります。
追記
できあがった納豆です。