校外実習を行いました。
食品コースでは校内での実習のほかに校外でも実習を行っています。
夏休みは食品製造現場でインターンシップを行っていますが、春休みは、上級学校の授業体験をします。
新2年生は鈴鹿大学短期大学部で「栄養面を考えた調理実習」を行いました。鈴鹿大学の先生方の指導の下で、土鍋でご飯を炊き、トンテキと盆汁をつくりました。
トンテキは四日市が発祥とされています。豚肉にはたんぱく質や脂肪分はもちろん、ビタミンB１が他の肉類にくらべて多く含まれています。ビタミンB1は糖からエネルギーを生み出すときに必要なビタミンです。盆汁とは、三重県の郷土食でお盆の時期に栄養のある野菜をたっぷり使ってつくります。
初めての調理体験で、今までご飯を炊いたことがない人もいましたが、おいしくできました。
新3年生はユマニテク製菓調理専門学校で、ケーキとタルトをつくりました。生クリームの立て方、デコレーションなどをプロの方から教えていただきました。
スポンジにきれいに生クリームを塗っていくのはとても難しいです。力の入れ方、クリームの伸ばし方などうまくいきません。でも、KくんやSさんは天性の腕があるのか、初めての体験なのにきれいにできました。
こんな感じに仕上がりました。
ユマニテクの調理学科の実習施設でお昼をごちそうになりました。
卒業生のU君が説明をしてくれました。中華のコース料理です。
北京ダックもいただきました。もちろん初めてです。
高校を卒業した後、どんな道に進もうか。楽しい一日でしたが、進路について考えるきっかけになりました。
4月からもがんばろう。